防災の勉強会

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 蓼科区では例年、希望者を対象に年に二回防災訓練をしています。ところが今年はコロナ。まだ一度も開催していません。「まったくやらないというのも、なんだね~」という話になって、茅野市役所さんにヘルプをお願い。
 茅野市の防災課さんが勉強会を開いてくれることとなりました。対象はコロナを勘案し、一般区民ではなく、当役と消防部、蓼科区議会の都合がつく人。

 ということで、昨日28日、防災の勉強会を行いました。出席者は12名。講師は茅野市防災課の藤森様です。

 まずは茅野市防災ガイドブックの説明から。これは茅野市で今年配布したもの。ネットで全文、見ることが出来ます。どんな災害が予想されるか、各地区での土石流や雨の危険、地震の揺れやすさなど詳しい情報が載っています。

茅野市で今春配布した防災ガイドブックです。
クリックすれば、茅野市の該当ページに飛びます。

 防災意識というものは、災害の直後には大いに高まるものの、その後、だんだんと皆忘れてしまい、数年も経つとぐっと低くなるそうです。まさに災害は忘れた頃にやってくる、ですね。茅野市内には土砂災害の可能性がある個所が613か所報告されているとか。これは人家のあるところの数字で、山の中だといくつになるか、見当もつかないそうです。^^;

 茅野市に関係がある活断層は糸魚川ー静岡構造線。諏訪湖の辺りを通っており、地震には十分に注意。この活断層では、今後30年間で13%~30%の確率で地震が起きるとも言われているそうです。

 市が行っている地震発生の被害想定で、蓼科で41戸の家屋が倒壊するほどの大規模地震が発生した場合、市の中心部では1200戸ぐらいが倒壊するだろうと予想されるとのこと。一方で茅野市内に救急車は3台だけとのことで、大規模な災害発生時に、蓼科まで救助が上がっていくにはどうしたって時間がかかるでしょうとのこと。^^;  みなさんの自助努力が大切だと言われてしまいました。(((^^;; 
それから、地震時には1階部分がつぶれることが多いので、二階建ての家屋の場合、二階を寝室にした方が安全だそうです。

 防災意識として大切なのは、自分で自分の命を守る判断とのこと。避難勧告などを出すときは、地区に対して行うものであり、個人個人に対してのものでは無い。個々の状況までは市町村では分からない。状況に応じて真夜中でも、地区に対して避難してくださいという勧告は行っても、自分の命を守る判断はそれぞれで行ってほしい。・・・そんなお話の中で、避難勧告に従い、無理に避難しようとして水路に流されて6人が亡くなったという具体的な事例のご紹介もありました。大雨の中、外に出て非難するよりも、自宅の二階に避難する方がはるかに安全ということもあるということです。

 また都会では車の移動はやめてくれ、と言われるそうですが、蓼科で避難となれば、まず車でしょうね、と。

 それから市内で10分間隔で現在の雨量が分かる雨量計もあるとのことで、蓼科区では東洋観光、アルピコ別荘、蓼科ビレッジ、ロープウェイといったところに、雨量計が設置されているそうです。→茅野市防災気象情報のページで確認することが出来ます。

 食料の備蓄については3日分はそれぞれで確保してくれ、とのことですが、一方で今まで災害で食糧不足が直接の原因で死亡したという例はないとか。問題は水や食料をどう持ってくるかですね、とのこと。四駆の自動車が活躍しますね、と。

 また寝るときは、枕元に懐中電灯、ホイッスル、スリッパの3点セットを用意していただきたい。ガラスが散乱することがあるので、スリッパも必要です、とのこと。予備のメガネも欲しいですね、とのこと。これは家族でというより、一人ひとりの枕元だそうです。

 家具類の転倒防止も必要です。みなさん、やろうやろうと思いつつ、実際、やっている方は少ないそうです。いつやるか? 今ですね~!
 ということで1時間ほどの勉強会を行いました。藤森様、ありがとうございました。m(_ _)m

蓼科高原会館にて。